メシトレ!

独学自炊トレーニング

ごぼうの炊き込みごはん

年末にもらったごぼうを自分で勘考して使うことに。第1作目は、炊き込みごはん。実はこれも、高校の調理実習でやったことある。僅かな記憶を引き出しながら、再挑戦。

ちょっと簡潔すぎるレシピだけど、シンプルなのと既存調味料で選んだ。分量はすべて2分の1に。それでもごぼう1本は多かないか、と直感した。きのこ類は、カットの乾燥しいたけを水で戻し、小口切り。

ごぼうの洗い加減、ささがきの仕方、アク抜きなど知ってるようで全然自信ないことは、以下で学習。

半分にしたごぼうの2本目からは、何となく手捌きが慣れてサクサクささがきできるように。しかし案の定丼にごぼう片が山盛り。炊飯器に入れると釜の淵ギリギリ。炊飯器取説の「具材が多すぎると、うまく炊けないことがあります。」に一抹の不安を覚えながら、炊き込み開始。

しだいに、調味料の美味そうな薫りが立ち昇り、いい感じ。そしてお待ちかねの炊き上がり。覆い尽くされたごぼうの下には、醤油色に染まった味ごはんが。あんまり目いっぱいなので、底から混ぜかえすのに一番苦労する。

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どうだ、スゲェだろう?

炊き込みごはんをじっくり味わいたいので、副菜は玉ねぎのかきたまスープだけ。

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これがまた、ごぼうの食感といい香りといい、何という美味さだ。今までごぼうの香りなんて気にして食ったことあったろうか。自炊するといろいろ発見がある。我ながら感激するくらい美味しい。思わずお代わり。2.2合くらい炊いたので、あと2食分はある。難点を挙げるとすれば、釜底の焦げつきと、しいたけや鶏肉に味が染みてなく薄味に感じられること。だから母が言うように、しいたけを先に調味料で煮ておくんだな。

ちなみに、お昼実家に帰ったら母が、今日の晩御飯はごぼうメシだという。なんと俺と思惑ビンゴじゃん。